施設紹介

https://himeji.hosp.go.jp

【病院概要】
- 理念 :思いやりのある最善の医療を提供し、患者さんと地域、社会に貢献します。
- 病床数:405床
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診療科:29診療科 *〔〕は休診中(令和7年4月現在)
内科・〔精神科〕・呼吸器内科・消化器内科・循環器内科・〔小児科〕・外科・消化器外科・乳腺外科・整形外科・形成外科・脳神経外科・呼吸器外科・皮膚科・泌尿器科・〔婦人科〕・眼科・耳鼻いんこう科・頭頚部外科・リウマチ科・放射線診断科・放射線治療科・リハビリテーション科・〔麻酔科〕・糖尿病内分泌科・緩和ケア内科・救急科・病理診断科・血液内科
姫路医療センターは、播磨臨海工業地帯の中心である姫路市(人口51.7万人)のほぼ中央、世界遺産『姫路城』(平成5年に世界文化遺産指定)の旧城郭の一角に位置しています。姫路城は「連立式天守」と呼ばれる特徴的な天守と、「白漆喰総塗籠め造り(しろしっくいそうぬりごめづくり)」というその真っ白な美しい見た目から「白鷺城(しらさぎじょう/はくろじょう)」とも呼ばれており、美しさも防御力も兼ね備えた、国宝・世界遺産にふさわしいお城です。また、周辺及び敷地は特別史跡姫路城跡地域に指定されております。四季折々の姫路城を毎日楽しめ学校、公園、美術館、歴史博物館、図書館等文教施設に隣接した閑静な環境に恵まれています。交通網も山陽、山陰道の要として交通至便な位置にあります。
当院は、1898年(明治31年)に姫路陸軍衛威病院として創設されて以来約127年にわたり播磨地域の中核的病院として地域に親しまれており、地域がん診療連携拠点病院、地域災害医療センター、エイズ診療拠点病院に指定され、地域医療連携支援病院としても承認されています。更に、呼吸器センター、消化器センター、高精度放射線治療センターを設置し、救急医療体制の充実・強化により地域の救急医療体制の一翼を担っていると同時に、安全で低侵襲な医療を提供しています。
【薬剤部紹介】
薬剤部は薬剤部長、副薬剤部長2名、主任5名(調剤主任、薬務主任、病棟業務管理主任、製剤主任、治験主任)、薬剤師16名、薬剤助手7名で構成されています。
病棟薬剤業務では、ICU、HCUを含む全病棟に薬剤師を配置し、薬物療法の資質向上と薬剤師としての専門性を発揮することを目標に、頼られる病棟薬剤師を目指して、日々積極的に活動しています。
院内の各種チーム医療では、ICT/AST、NST、褥瘡、PCT、転倒・転落、認知症ケア、外来化学療法、HIV、糖尿病教室、DMAT等に参画し、他職種との連携強化を図っています。また、外来指導において、がん患者指導管理料ハをはじめ、2024年に診療報酬改定で新設されたがん薬物療法体制充実加算の算定も実施しています。更に入院支援センターでは、手術・検査前中止薬の有無や服薬状況の確認を行い、患者指導や医師・看護師への情報提供を行っています。
地域の活動としては、兵庫県病院薬剤師会西播支部と定期的に情報交換を行い、姫路薬剤師会と他の病院等との連携も図っています。また、薬剤師法第2条の2に規定する変更調剤を可能とする院外処方せんに係る事前同意プロトコルの運用も行っています。これにより、形式的な疑義紹介を減らし、患者の利便性の向上や医師の業務軽減にも貢献しています。また、トレーシングレポートの運用による情報共有を図っています。
目まぐるしく変化する社会の中で、姫路医療センター薬剤部では病院薬剤師としてのスキルアップを目標に、院内外の研修や学会等に積極的に参加し、薬剤師の職能・資質向上に努め、専門・認定取得を目指し、スタッフ全員で取り組んでいます。

(文責:松井尚美)