施設紹介
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https://osakaminami.hosp.go.jp/
【病院概要】
大阪南医療センターのある河内長野市は、大阪府の南東端に位置し、金剛・岩湧山系の恵まれた自然と史跡や街道など歴史文化遺産が豊富にあります。中でも、国宝 観心寺は、医療安心のご利益がある北斗七星(星塚)と如意輪観音(本堂)が有名です。
大阪南医療センターは、大阪第一陸軍病院(堺市金岡市)を元とし、昭和20年9月に進駐軍の接収により現在地へ移転、同年12月に厚生省へ移管され「国立大阪病院」となりました。その後、平成16年4月の独立行政法人化に伴い、「独立行政法人国立病院機構 大阪南医療センター」に改称され、現在に至ります。
病床数384床、標榜診療科は32診療科の急性期総合病院で、政策医療の循環器病、骨・運動器疾患、免疫異常、がんに関する専門的な医療を提供する機能を備えています。免疫異常やがんについては、「大阪府難病診療連携拠点病院」、「地域がん診療連携拠点病院」、「がんゲノム医療連携病院」に指定され、地域の医療機関や大学病院と連携しながら高度で専門的な医療の提供と臨床研究、教育研修及び情報発信を行っています。
令和5年3月より緩和ケア病棟を開設し、自宅や施設での療養が困難な患者が自分らしく、安心して過ごせるようサポートしています。
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【薬剤部概要】
薬剤部は薬剤部長、副薬剤部長2名、主任7名(調剤主任、薬務主任、製剤主任、病棟業務管理主任、医薬品情報管理主任、治験主任)、薬剤師18名、薬剤助手4名の32名で構成されています。
平成24年より病棟薬剤業務実施加算の算定を開始し、令和5年度にはHCUでの病棟薬剤業務を開始しました。また、チーム医療(ICT、NST、褥瘡、がん化学療法、PCT、認知症サポートチーム、糖尿病教室)にも積極的に参画し、それぞれの専門知識を活かして、多職種と連携を図っています。
また、令和4年1月から院内処方の代行修正・疑義照会PBPMを開始し、タスクシフト・シェアを推進し医師の業務負担軽減を図りつつ、疑義照会を速やかに行うことで医薬品の適正使用につなげています。また、全自動秤量散薬分包機を導入するなど機械化を進めるとともに、薬剤助手に業務を補助してもらい、安全で効率の良い調剤業務を行っています。
外来においては、従来より行っていたがん治療の診察前面談の対象患者を令和6年度より拡大することでプレアボイド件数の増加につなげるなど、安全で安心な医療の提供を心がけています。
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(文責:庄野裕志)