近畿国立病院薬剤師会
Society of Kinki National Hospital Pharmacists

施設紹介

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独立行政法人国立病院機構 南和歌山医療センター
https://minamiwakayama.hosp.go.jp/

【病院概要】

南和歌山医療センターは和歌山県の中南部、田辺市に位置する316床の中規模病院です。田辺市は海や山など豊かな自然と、「世界遺産熊野古道」に代表される歴史と伝統の町で、病院は観光地としても有名な南紀白浜まで車で15分ほどの場所にあります。
当センターは超急性期から終末期、在宅医療まで患者さんの多様な状態・状況に応じた医療サービスを提供できる病院です。また、地震等の災害時の医療救護活動において、中心的な役割を担う災害拠点病院でもあります。その他、がん診療連携拠点病院、肝疾患診療連携拠点病院、認知症疾患医療センターなどの専門医療にも携わっており、多彩な機能を有しています。

南和歌山医療センターの外観:ヘリポート 南和歌山医療センターの外観

【薬剤部概要】

薬剤部は部長、副部長、主任薬剤師、薬剤師、薬剤助手で構成されています。
「医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進」に則り、プロトコールに基づく薬物治療管理も積極的に実践しています。今年度はポリファーマシーの解消につながる取り組みにも着手し、かかりつけ薬局への情報提供にも力を入れられるように考えています。
チーム医療では一般的なICT、NSTなどは勿論のこと、当センターの特徴である在宅医療や災害支援医療チームにも関わっています。

近年、圏域薬剤師会との連携強化を目的に研修会の開催など、顔の見える関係性作りから始め、お互いの知識の向上を目指した取り組みも行っています。

入院準備センターが新たに設立され、薬剤部も業務の一端を担っています。このように患者さんに対して入院前から退院後まで薬剤管理に協力できる体制を作り、地域医療に貢献しています。

 

(文責:阿部 正樹)