施設紹介
https://kobe.hosp.go.jp/
【病院概要】
神戸医療センターは神戸市の中心部である三ノ宮から神戸市営地下鉄に揺られること約20分の場所に位置する施設です。
近隣には住宅街が密集し、最寄りの名谷駅から神戸医療センターまでの道筋には多くのマンションや団地が建ち並んでいます。
画像からも見て取れますが、森を隔てると多くの有名アーティストが公演を行う神戸総合運動公園ユニバー記念競技場があり、活気ある街並を有しています。
病床数は304床あり、全て急性期患者を対象としています。
がん診療連携拠点病院および地域医療支援病院としての機能を有するとともに、BFH(Baby Friendly Hospital:赤ちゃんに優しい病院)にも指定されています。
また、整形外科領域である脊柱側弯症の手術実績が2017年度においては全国2位の実績を誇り、近畿圏外である中国四国地方から受診する患者さんも多く見られます。
その他の診療科として内科・循環器内科・消化器内科・呼吸器内科・糖尿病内科・感染症内科・消化器外科・乳腺外科・脳神経外科・眼科・小児科・産婦人科等と多岐にわたっています。
【薬剤部概要】
薬剤部は薬剤部長、副薬剤部長、主任5名(調剤主任、薬務主任、製剤主任、医薬品情報管理主任、治験主任)、薬剤師11名、薬剤助手1名の19名で構成されています。
2013年より病棟薬剤業務実施加算の算定を開始し、2018年からは新たに「病棟業務実施加算2」の算定も行っています。
それらに加え、薬剤師が手術室に配置している医薬品(一般薬・麻薬を含む)の管理や病棟にて使用された配置薬の代行入力を行うことで医師の業務負担軽減にも努めています。
チーム医療として、ICT・NST・褥瘡・糖尿病教室へ参画し、ASTにおいては薬剤師が専従として活動しています。
2020年度から正式に認知症ケアチーム(DCT)が発足し、診療報酬改定により新設された連携充実加算にも力をいれており、今まで以上に薬剤師が活躍する機会が増えています。
更には、他施設でも導入している入退院センターにおける患者面談にも薬剤師が介入し、検査や手術時に中止する必要がある薬の事前確認を行い、医療安全面からも患者さんを万全にサポートしています。
近隣の調剤薬局との連携強化を目的に2017年より薬薬連携を開始し、近隣薬局との情報共有を密に行っています。
そのため、「神戸医療センター⇔近隣薬局」双方における問題発生時においても、円滑な問題解決に至っています。
(文責:丸山直岳)
※1 撮影のために一瞬だけマスクをはずしております
※2 3密(密閉・密集・密接)を避けるため、撮影後は速やかに各分担場所に戻っております