施設紹介
https://hyogochuo.hosp.go.jp/
【病院概要】
兵庫中央病院は三田盆地の丘陵地にあります。付近にはゴルフ場や有馬富士公園などの大きな公園もあり、多くの自然に囲まれています。大阪駅からは三田駅までJR快速で40分、三田駅からはバスで5分の立地です。
当院は、セーフティーネット系医療(神経・筋難病、筋ジストロフィー、重症心身障害、結核など一般病院では治療継続が困難な疾患)を中心に医療を提供しており、専門医療を行う拠点病院として広く信頼を得ています。神経難病では350床、結核では50床が稼働しています。また、認知症センター、消化器センター、糖尿病センターを開設し、コロナ診療はもちろんのこと、外科(消化器、呼吸器、整形)の医療にも重点をおき、地域医療・高齢者医療に積極的に取り組んでいます。
【薬剤部概要】
薬剤部は、10病棟すべてにおいて薬剤管理指導業務を実施し、一般病棟2病棟と結核病棟にて薬剤師が常駐して病棟業務を行い薬物療法に参画しています。
チーム医療としてはICT、NST、褥瘡ケア、認知症ケアに参加し薬剤師としてどのように貢献できるかを模索しながら日々取り組んでいます。高齢の患者さまや筋疾患などで寝たきりの患者さまが多い中、今後は地域医療(薬薬連携、退院・外来支援)や家族支援にも積極的に関わっていきたいと考えています。
2023年3月に電子カルテの更新を行いました。これに伴い薬剤部では、部門システムの更新と錠剤自動分包機やアンプルピッカーといった調剤機器も、新しいものに入替わりました。また、各部門と打ち合わせを行い、マスタ運用を見直すことにより、医師への問い合わせも少なくなり、医師薬剤師双方の業務がスムーズにすすむようになりました。
今後は、一包化錠剤仕分装置(タブソート)やマスタの一般名変換ソフトの導入を予定しており、業務向上に向けて薬剤部全員で取り組みたいと思っております。
(文責:壷阪 直子)