近畿国立病院薬剤師会
Society of Kinki National Hospital Pharmacists

施設紹介

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独立行政法人国立病院機構 姫路医療センター
https://himeji.hosp.go.jp

【病院概要】

  • 病床数:411床(一般病棟:390床、緩和ケア病棟:21床)
  • 診療科:内科(血液)・【精神科】・呼吸器内科・消化器内科・循環器内科・小児科・外科・消化器外科・乳腺外科・整形外科・形成外科・脳神経外科・呼吸器外科・皮膚科・泌尿器科・【産科】・【婦人科】・眼科・耳鼻いんこう科・頭頸部外科・リウマチ科・放射線科・リハビリテーション科・【麻酔科】・糖尿病内分泌科・緩和ケア内科・救急科・病理診断科
    27診療科 *【  】は休診中です。(令和2年1月現在)
  • 理念:思いやりのある最善の医療を提供し、患者さんと地域、社会に貢献します。
姫路医療センターの外観
 

姫路医療センターは、播磨臨海工業地帯の中心である姫路市(人口53.6万人)のほぼ中央、世界遺産『姫路城』(平成5年に世界文化遺産指定)の旧城郭の一角に位置し、周辺及び敷地は特別史跡姫路城跡地域に指定されており、学校、公園、美術館、歴史博物館、図書館等、文教施設に隣接した閑静な環境に恵まれています。交通網も山陽、山陰道の要として交通至便な位置にあります。

姫路城の外観

当院は、1898年(明治31年)に姫路陸軍衛戌病院として創設されて以来約120年にわたり播磨地域の中核的病院として地域に親しまれており、地域がん診療連携拠点病院、地域災害医療センター、エイズ診療拠点病院に指定され、地域医療連携支援病院としても承認されています。さらに呼吸器センター、消化器センター、高精度放射線治療センターを設置し、救急医療体制の充実・強化により地域の救急医療体制の一翼を担っていると同時に、安全で低侵襲な医療を提供しています。また昨年4月より緩和ケア病棟が新設され、10月より最先端医療機器である手術支援ロボット『ダヴィンチ』も導入され、他の医療機関との連携をより一層強化し、地域に貢献する病院を目指しています。

【薬剤部概要】

薬剤部は薬剤部長、副薬剤部長2名、主任5名(調剤主任、薬務主任、病棟業務管理主任、製剤主任、治験主任)、薬剤師13名、薬剤助手2名の23名で構成されています。

病棟薬剤業務では、ICU、HCUを含む全11病棟に薬剤師を配置し、入院時持参薬処方の代行入力を行うなど、薬物療法の資質向上と薬剤師としての専門性を発揮することを目標に、やりがいを感じられるような病棟薬剤師を目指して日々積極的に活動しています。

院内の各種チーム医療を充実させるために、ICT/AST、NST/褥瘡、PCT、転倒・転落、認知症ケア、外来化学療法、HIV、呼吸器教室、糖尿病教室、DMATに参画し、多職種との連携強化を図っており、外来指導においてがん患者指導管理料ハの算定も行っています。

また入院支援センターでは、手術前中止薬の有無や服薬状況の確認を行い、患者指導や医師、看護師へ情報提供しています。

兵庫県病院薬剤師会西播支部と姫路支部で定期開催している薬薬連携会議を通じて、姫路吸入指導ネットワークの定期研修会や臨床検査値の利活用セミナー、共同研究など薬薬連携にも積極的に取り組んでいます。また薬剤師法第23条の2に規定する変更調剤を可能とする院外処方箋に係る事前同意プロトコルの運用により、形式的な疑義照会を減らし患者の利便性向上や業務時間の縮減などに貢献し、さらにトレーシングレポートの運用による情報共有を図っています。

最後に、姫路医療センター薬剤部では病院薬剤師としてのスキルアップを目標に、院内外の研修や学会等に積極的に参加し、病院薬剤師の職能・資質向上に努め、専門・認定薬剤師の取得を目指して、スタッフ全員で取り組んでいます。

薬剤部 集合写真
 

(文責:田路章博)